記念館では特別に調査・研究者のために情報を公開しています。
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◎明治から昭和の初めまで音楽家、教育者、作詞家として活動した犬童球溪(本名信蔵)(1879-1943)の業績を紹介する記念館です。 犬童球溪は東京音樂學校で学び、新潟、熊本で活動後、1918年(大正7年)39歳の時に球磨郡立実科高等女學校に赴任して故郷人吉に戻ります。 その後1923年(大正12年)44歳のときに新家屋(現記念館)を建築しました(その際旧家屋を西側に移築、現在労音事務所として使用されています)。さらに1932年(昭和7年)に東側に洋館風の音楽室を増築しています。 球溪没後は親族のものが住居していましたが、2016年に内部を改装、資料類を整理・展示して記念館としてオープンしました。音楽室は建築当時のままとなっています。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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◎犬童球溪は図らずも音楽の道に進み、明治の人らしく実直に(愚直に)音楽教師としての生涯を貫きました。 明治40年に出版された中等教育唱歌集に収められた旅愁と故郷の廢家の作詞によって一躍その名が日本中に知られるようになります。 以来作詞数は550曲以上。西欧の親しみやすい曲に、日本語の格調高い詩文(和歌など)を融合させることを心掛けています。 音楽教育にも力を注ぎ、各地域の音楽環境の向上に尽力しました。退職時の昭和10年には犬童球溪先生教育音樂功労顕彰大音樂祭が開催されています。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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◎犬童球溪の作詞作品は550曲ほど残されています。 主要作品は(年代順)、旅愁(M.39)、故郷の廢家(M.39)、美はしの四季(M.39)、谷間の梅(M.40)、幼児(M.41)、歳暮(T.3)、秋夜懐友(T.3)、故郷の父母(T.3)、惜春(T.4)、清流(T.10)、涼しき森(T.13)、夏の夜(S.5)、亡き兒の写真(S.6)、雪のあした(S.7)、遠きふるさと(S.14)など。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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◎犬童球溪記念館には以下のような資料が保存されています 概要[幼少期の手書き資料多数、自筆楽譜集他約19件、自作収録のピース楽譜約94点&教科書類約40点、詞作集、書簡、葉書類、辞令&賞状、写真&アルバム多数] ※下サンプル画像は「新しいタブで画像を開く」と拡大できます。
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![]() | ◎記念館所蔵品、作詞作品の参照・検索ができます | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
![]() | ◎明治40(1907)年に出版された「中等教育唱歌集」の内容 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
![]() | ◎昭和11(1936)年に出版された球溪歌集「四季」の内容 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
![]() | ◎球溪に関係している主要な文献(書籍、雑誌他) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
![]() | ◎調査資料類をここからダウンロードできます | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
![]() | ◎球溪に関する研究・調査資料や論文などをここにまとめています | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
![]() | ◎犬童球渓研究ガイド・ページにリンクします | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
※なお、いずれのデータも調査中の段階です。欠落している情報や疑問・修正情報をお持ちの方は お知らせいただければ幸いです。アドレスはロボット対応のため画像としています。 ![]() ![]() |